「ハワイでTheBusに乗るならDaBus2というアプリを入れる」と書かれた記事を見て、eSIMで本当に使えるのか不安になっていませんか。ただ、そのDaBus2は2026年時点では主役ではなくなっています。この記事では、DaBus2終了後にどのアプリを入れればよいか、eSIMが現地でつながらないときにバス停で困らない準備までを、旅行前にまとめて確認できるように整理します。
2026年時点では、TheBus利用でDaBus2を前提にしないでください。基本はTransit Appを入れ、経路検索はGoogleマップ、停留所番号や到着の補完にHEA/TheBus公式情報を使う3本立てが安心です。
根拠として、ホノルル市はDaBus App 2の公式リタイアを発表し、TheBus/SkylineのナビにはTransit Appを案内しています。
eSIMは日本で設定とQR保存まで済ませ、ホテル住所・停留所番号・帰り道をスクショし、HOLOまたは釣銭なし現金を用意しておけば、通信が一時的に不安定でも詰まりにくくなります。
※本記事のアプリ仕様・運賃・購入場所などの情報は2026年6月時点のものです。TheBusの運賃は2026年7月1日に改定が予定されているため、乗車前に公式サイトで最新の金額を確認してください。
ハワイのTheBusはDaBus2ではなくTransitで準備する
はじめに押さえておきたいのは、検索結果に残っている「DaBus2を入れましょう」という記事が、もう古い可能性があるという点です。DaBus2を探しても準備は進みません。今は別のアプリに置き換えて考えるところからスタートします。
DaBus2は2026年時点で前提にしない
ホノルル市交通局はDaBus App 2の公式リタイアを発表し、TheBusやSkylineの移動にはTransit Appを公式のナビゲーションツールとして案内しています。Transitはリアルタイムの車両追跡、経路検索、運行アラート、オフライン時刻表などに対応するとされています。
旧DaBus2を前提に書かれた記事の手順をそのままなぞると、存在しない機能を探したり、古い操作で迷ったりしやすくなります。旧DaBus2の記事を見た人は、「DaBus2=Transit」と置き換えてから準備を進めてください。
入れるアプリはTransit・Googleマップ・HEAの3つ
ただし、Transitを入れれば終わり、とはなりません。現地利用者の声を見ると、Transitの停留所表示やリアルタイム予測に戸惑うケースもあります。役割を分けて3つを使うと、現地で迷いにくくなります。
| アプリ | 主な役割 | 使うタイミング |
|---|---|---|
| Googleマップ | 目的地までの経路を作り、何番のバスに乗るかを把握する | 計画時・出発前 |
| Transit | リアルタイムの到着予測と運行アラートを確認する(公式の移行先) | バス待ち・乗車直前 |
| HEA/TheBus公式 | 停留所番号や近くのバス停を補完して確認する | 迷ったときの確認 |
この3つを出発前にインストールしておくと決めてしまえば、現地で「どのアプリだったか」と迷う時間がなくなります。
出発前にeSIMとアプリの準備を終わらせておく
現地で通信できずに固まる失敗の多くは、ハワイに着いてから初めてeSIMを設定しようとしたことが原因です。空港のWi-Fiが混んでいたり、QRコードを読めなかったりして、ホテルまで通信できなかったという声があります。準備は日本にいるうちに終わらせておくのがおすすめです。
eSIM対応端末とSIMロック、QRコードを確認する
eSIMは、スマホに内蔵されたデジタルのSIMのことです。まず自分のスマホがeSIMに対応しているか、特定の携帯会社の回線しか使えないSIMロックがかかっていないかを、購入前に確認しておきましょう。買ったあとに設定できないと気づくと、現地での立て直しが難しくなります。
もうひとつのつまずきがQRコードです。eSIMのQRコードがスマホの同じ画面に表示されていると、その1台では読み込めません。Apple公式も、eSIMの設定方法としてQRコード・通信事業者のリンク・アプリ・手動入力などを案内しています。次のいずれかを出発前に用意しておくと、現地で慌てずに済みます。
- QRコードを印刷しておく
- パソコンや別のスマホなど、別の端末に表示できるようにしておく
- 手動入力に必要な情報(SM-DPアドレスやアクティベーションコードなど)を控えておく
主回線と旅行用eSIM、データローミングの設定を分けて考える
データローミングをオンにすると高額請求が来るのでは、と不安に思う人は多いです。ローミングとは、契約している携帯会社の回線を海外で使う仕組みのことで、オンにすると高くつく場合があります。
ポイントは、日本でいつも使っている主回線と、旅行用に追加したeSIMを混同しないことです。旅行用eSIMは現地で使うためにデータローミングが必要になることが多い一方、主回線のデータ通信はオフにしておくと、意図しない国際ローミング料金を避けやすくなります。設定名は端末によって異なるため、出発前に一度開いて場所を確認しておくと迷いません。
TheBus用にオフラインでも見られる情報を保存しておく
通信が切れても動けるように、オフラインで見られる「保険」を作っておきます。スクショしておくだけで、バス停で慌てずに済みます。
- ホテルの住所と名前(帰り道の検索や運転手への確認に使える)
- よく使う停留所番号と、行き・帰りの候補ルート
- Googleマップの経路画面のスクリーンショット
- 予約情報やバウチャー、保険証など
関連記事として「TheBusで迷わないeSIM準備チェックリスト」もあわせて見ておくと、持ち物や設定の抜けを防げます。
現地ではGoogleマップ→Transit→HEAの順で確認する
バス停に着いてから「どのアプリのどこを見ればいいのか」で迷わないために、確認の順番を決めておきましょう。おすすめはGoogleマップ→Transit→HEAの順です。
まずGoogleマップで目的地までの経路を作る
最初にGoogleマップで目的地を入力し、何番のバスに乗るか、どこで降りるか、徒歩の区間はどこかという全体像をつかみます。たとえばワイキキからダイヤモンドヘッド方面へ向かうとき、Googleマップが徒歩ルートをすすめてくることがありますが、近くにバス停があれば交通機関での経路も表示されます。最短経路だけを見て、バス候補を見逃さないようにしましょう。
Transitでリアルタイムの到着と運行アラートを見る
乗るバスが決まったら、Transitでそのバスが今どこにいるか、あと何分で来るかを確認します。TransitはApp StoreやGoogle Playで、リアルタイムの車両追跡やオフライン時刻表などをうたっています。
レビューには、表示どおりに来ない、更新で表示が分かりにくくなった、といった声もあります。到着予測は目安と考え、早めにバス停へ向かうと乗り過ごしを防げます。Transitが近くの交通手段を出しすぎて目的のバスを探しにくいときは、先にGoogleマップで路線を確定させてから見ると迷いにくくなります。
HEA/TheBus公式で停留所番号を補う
この停留所で合っているか、反対方向のバスに乗ってしまわないかが不安なときは、HEAやTheBus公式情報で停留所番号や近くのバス停を確認します。Transitだけでは停留所単位の管理がしづらいと感じる人もいるため、最後の確認役としてHEAを持っておくと心強いです。
同じ通りでも、行きと帰りで道路の反対側に停留所があります。停留所番号と方面(行き先表示)を照らし合わせてから乗りましょう。
eSIMがつながらないときは設定を上から順に見直す
バス停でアプリが見られない状況は、いちばん避けたい場面です。つながらないときは、次の順番で確認していきましょう。
- 機内モードがオフになっているか確認する
- モバイルデータ通信が旅行用eSIMになっているか確認する
- 旅行用eSIMのデータローミングがオンになっているか確認する
- APN設定(スマホを回線につなぐ設定)や回線選択が必要なeSIMでないか確認する
- スマホを再起動する
- 空港やホテルのWi-Fi、同行者のテザリングで一度つなぎ、設定をやり直す
- それでも難しければ、保存済みのスクショと現金/HOLOで移動する
つながらないときの代表的な確認点として、端末対応、SIMロック、データローミング、機内モード、手動の回線選択、APN、再起動などが挙げられています。空港のWi-Fiに頼り切るのではなく、ホテルのWi-Fiで落ち着いて再設定できると考えておくと、現地で焦らずに済みます。
通信できない前提で乗るときも、停留所番号・降車地・帰り道のスクショがあれば、最低限の移動はできます。つながらなくてもこれだけは見られる、という状態を作っておきましょう。
つながらない原因を端末別にもっと詳しく知りたい場合は、関連記事「ハワイeSIMがつながらないときの対処法」もあわせて確認しておくと、より迷わずに動けます。
支払いはHOLOか釣銭なし現金を用意しておく
見落とされやすいのが、通信とは別の支払いの準備です。アプリで道が分かっても、お金の準備がないと乗車時に焦ります。日本の交通系ICカードの感覚で、クレジットカードのタッチ決済で乗れるだろうと考えていると、つまずくことがあります。
現金は釣銭なしなので小銭を用意する
TheBusは現金でも乗れますが、運転手はお釣りを用意していません。ぴったりの金額(exact fare)が必要になるため、小銭を準備しておきましょう。TheBus公式では、2026年6月時点で大人の現金運賃は3.00ドル、釣銭なしと案内されています。
複数回乗るならHOLOカードが便利
何度もバスに乗る予定なら、HOLOカードが向いています。HOLO公式では、HOLOカードをTheBusでタップして使えること、オンライン・電話・小売店などでチャージできることが案内されています。旅行者向けには、ワイキキのABC StoreやSkyline駅の券売機などで購入できるとされています。何回乗るか決めていない人は、現金よりHOLOのほうが気楽なことが多いです。
運賃は日付つきで確認する
運賃情報は古い記事に注意が必要です。TheBusの運賃は2026年7月1日に改定が予定されており、大人の現金運賃が3.25ドルに上がるとされています。3ドルという情報だけを見ていると、旅行時期によってはズレる可能性があります。乗車前に、いつ時点の運賃かを確認しておきましょう。
何度も乗る予定なら、関連記事「HOLOカードの買い方・チャージ方法」もチェックしておくとスムーズです。
つまずきやすい6つの失敗と回避策
最後に、利用者の声で多かったつまずきと、その避け方をまとめます。どれも事前に知っておくだけで防げます。
- 古いDaBus2記事だけを見て準備する:公開日・更新日と、Transitへの言及があるかを確認してから判断する
- eSIMを現地のWi-Fi頼みで開通しようとする:日本で追加とQR保存まで済ませ、到着後に有効化する
- 停留所番号と方面を見ずに近いバス停へ行く:同じ通りの反対側に乗らないよう、番号と方向を照合する
- アプリの到着予測を過信する:予測は目安。早めに移動し、Transit・HEA・Googleマップを併用する
- データ専用eSIMで電話もできると思う:通常の電話発信ができない場合がある。連絡が必要なら手段を事前に確認する
- 現金の釣銭がもらえると思う:ぴったりの現金、またはHOLOを用意する
TheBus以外の移動も検討したほうがよい場面
TheBusは安く移動できますが、本数や乗り継ぎ、渋滞で予定より時間がかかることもあります。次のような場面では、バスにこだわらず、ほかの手段を検討したほうが快適なことがあります。
- 夜遅い時間に移動する
- スーツケースなど大きな荷物がある
- 郊外や本数の少ないエリアへ行く
- 小さな子ども連れで移動する
時間に余裕があるときはバス、急ぐときや夜は配車サービス、と使い分けると、旅全体の移動がラクになります。
出発前に解消しておきたい疑問
- DaBus2は今も使えますか?
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2026年時点では、DaBus2を前提に準備しないでください。ホノルル市はDaBus App 2のリタイアを発表しており、Transit Appを使う前提で準備するのが安心です。
- TransitだけでTheBusに乗れますか?
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乗ること自体はできますが、GoogleマップとHEAを併用したほうが迷いにくくなります。経路はGoogleマップ、リアルタイム確認はTransit、停留所番号の補完はHEA、と役割を分けるのがおすすめです。
- ハワイ到着後にeSIMを設定しても大丈夫ですか?
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設定できる場合もありますが、空港Wi-Fiの混雑やQRコードの読み取りでつまずくことがあります。日本で追加・設定・QR保存まで済ませ、到着後に有効化する流れが安全です。
- データローミングはオンにしますか?
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旅行用eSIM側ではオンが必要になることが多いです。一方で、日本の主回線のデータ通信はオフにしておくと、意図しない国際ローミング料金を避けやすくなります。主回線と旅行用eSIMを混同しないようにしましょう。
- eSIMなしでもTheBusに乗れますか?
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乗れますが、到着時刻や降車地、運行の変更を現地で確認しづらくなります。停留所番号や帰り道のスクショなど、オフラインで見られる情報を準備しておくと動きやすくなります。
- データ専用eSIMで電話はできますか?
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通常の電話番号での発信はできない場合があります。ホテルや店舗、ツアーへの電話が必要になりそうなら、電話番号付きのプランや別の連絡手段を事前に確認しておくと安心です。
まとめ:eSIMは通信、Transitは確認、スクショは保険
ハワイでeSIMを使ってTheBusに乗るなら、やることはシンプルです。出発前に次の流れで準備しておけば、現地で検索に戻る回数を減らせます。
- DaBus2ではなくTransit Appを入れる
- GoogleマップとHEAも使えるようにしておく
- eSIMを買う前に、端末対応とSIMロックを確認する
- eSIMのQRコードと手動設定情報を保存しておく
- ホテル住所・最寄り停留所・帰り道をスクショする
- HOLOカードまたは釣銭なし現金を用意する
- 到着後、空港かホテルで通信・アプリ・経路検索を一度テストする
eSIMは通信、Transitは到着の確認、スクショは通信が切れたときの保険、と役割を分けて考えれば、初めてのTheBusでも落ち着いて乗れます。TheBus利用に必要なデータ容量からeSIMを選びたい場合は、関連記事「ハワイeSIMの選び方」もあわせてどうぞ。
申し込み前に少しでも料金を抑えたい場合は、World eSIMのクーポン情報も確認しておくと、購入時に割引を使えることがあります。
参考・出典
- City and County of Honolulu「End of an era: City bids aloha to DaBus app」(DaBus App 2の終了とTransit Appへの移行)
- TheBus公式 運賃ページ(現金運賃・釣銭なし・2026年7月1日改定予定)
- HOLO Card公式(TheBusでの利用、チャージ方法、ABC Store・Skyline駅券売機での購入)
- Apple公式サポート(eSIMの設定方法:QRコード・事業者リンク・アプリ・手動入力)
- Transit App(App Store/Google Play)アプリ説明・ユーザーレビュー
- HEA(Google Play)アプリ説明
- Reddit(r/Hawaii、r/VisitingHawaii)DaBus終了・TheBus利用に関する投稿
